結婚式の費用について考えるとき、「ブライダルローンを使おうかな」と思う人も多いですよね。でも、実は多くの専門家やローンを利用した人たちが「やめたほうがいい」と言っているんです。結婚は人生の大切なイベントだからこそ、お金のことで後悔したくない。この記事では、ブライダルローンをおすすめしない理由と、後悔しない結婚資金計画について、親しみやすく解説していきます。

ブライダルローンをやめたほうがいい主な理由

金利による支払い総額の増加が大きい

ブライダルローンの最大の問題は、金利です。一般的なブライダルローンの金利は年5~13%程度。例えば200万円を金利8%で3年かけて返済する場合、利息だけで約26万円かかってしまいます。

同じ200万円でも、貯金や親からの援助を使えば、この26万円は新婚生活で他のことに使えるお金になります。結婚式に300万円かかる場合、ローンを使うことで最終的には330万円近く支払うことになるわけです。

新婚生活が借金返済から始まる心理的負担

結婚式という幸せなイベントが終わった直後から、毎月の返済が始まります。これは思っている以上に心理的な負担になります。せっかくの新婚生活なのに、「毎月この金額を返さなきゃ」というストレスを抱えることになるんです。

実際、ブライダルローンを利用した人の中には「結婚式の喜びよりも返済の苦しさが大きかった」という声も多くあります。せっかくの人生の大切な時間を、借金の心配で過ごすのはもったいないですよね。

将来の住宅ローンや車のローン審査に影響する

ブライダルローンを組むことで、あなたの借入履歴に記録が残ります。その後、マイホームや車を買おうとして住宅ローンや自動車ローンを申し込むとき、この履歴が審査に影響することがあります。

特に住宅ローンは多くの人にとって人生で最も大きな買い物です。ブライダルローンの返済が残っていると、住宅ローンの借入可能額が減ることもあります。若い時期の判断が、数年後の人生設計に影響する可能性があるんです。

結婚資金の現実:みんなはどうしてる?

実は、日本で結婚式を挙げるカップルのうち、ブライダルローンを利用する人は全体の10~15%程度です。では、残りの85~90%の人たちはどうしているのでしょうか?

結婚資金の主な調達方法

  • 貯金:計画的に貯めたお金で対応(35~40%)
  • ご祝儀:式当日のご祝儀で後払いする(30~35%)
  • 親・親戚からの援助:プレゼントとして受け取る(20~25%)
  • ブライダルローン:銀行から借り入れ(10~15%)
  • その他:親から借りるなど(5%)

大多数のカップルが、貯金、ご祝儀、親からの援助という方法で対応しているんです。特にご祝儀を活用する「ご祝儀精算」というシステムは、日本の結婚式では一般的な方法になっています。

ブライダルローンなしで結婚式を実現する方法

結婚式の費用を見直して節約する

結婚式の平均費用は約350万円と言われていますが、これはあくまで平均値です。実際には、200万円でオシャレな式を挙げるカップルもいれば、300万円以上かけるカップルもいます。

何が必要で何が不要かを見極めることが大切です。例えば、装花を豪華にしない、引き出物を工夫する、ビデオ撮影は業者ではなく友人に頼むなど、工夫次第でかなり削減できます。

会場とゲスト数を見直す

大きなホテルの披露宴会場ではなく、レストランウェディングやゲストハウスを選ぶだけで、費用は大きく変わります。また、招待人数を減らすことで、一気に予算が下がります。50人規模の式なら、150~200万円程度でも十分素敵な式ができるんです。

ご祝儀精算ができる式場を探す

「ご祝儀精算」は、ゲストからのご祝儀で会場費を精算するシステムです。相場通りのご祝儀が集まれば、実質的な自己負担が大きく減ります。このシステムに対応している式場を選ぶだけで、ローンの必要性が減る可能性があります。

親や親戚にお金を借りる選択肢

銀行からのブライダルローンではなく、親や親戚に低金利(または無利息)で借りるという方法もあります。これなら金利の負担がなく、また相手との関係を大切にしながら返済できます。ただし、借用書を作るなど、後々のトラブルを避ける工夫は必要です。

キャンペーンや割引を活用する

式場では常にキャンペーンが実施されています。衣装が無料になるキャンペーン、電子マネーのバックキャンペーン、早期申し込み割引など、様々な特典があります。複数の式場を比較して、キャンペーンを最大限活用すれば、10~20%程度の費用削減も可能です。

それでもブライダルローンを使う場合の選び方

「いろいろ考えたけど、やっぱりローンが必要」という場合もあるでしょう。そんな時は、以下のポイントを押さえてローン商品を選んでください。

金利が低いかどうかを最優先で確認

ブライダルローンの金利は商品によって大きく異なります。年5%と年13%では、支払う利息に大きな差が出ます。

例えば100万円を3年で返す場合、年5%なら利息は約7万8千円ですが、年13%なら約20万円になります。その差は12万円以上です。低金利の商品を選ぶことが、何より重要です。

無利息期間の有無をチェック

一部のブライダルローンには、最初の3~6か月間が無利息という商品があります。この期間内に返済できれば、利息がかかりません。ご祝儀でまとめて返そうと考えている人には、非常に有効な選択肢です。

資金使途と返済期間の柔軟性

商品によって、結婚式だけに限定されるか、新婚旅行やハネムーン、新生活の費用まで含められるかが異なります。自分の必要な用途に対応しているか、また返済期間を自由に選べるか確認しましょう。

ブライダルローンの具体的な商品比較

低金利重視:千葉銀行ちばぎんブライダルローン

特別な条件なしで年5.4%という低金利が特徴です。Webで契約すれば5.2%、千葉銀行で住宅ローンを利用していれば5.0%になります。100万円を3年返済した場合の利息は約7万8千円から9万円程度と、かなり低く抑えられます。

無利息期間重視:スルガ銀行ブライダルローン

金利は年8.8%~12.8%とやや高めですが、資金使途が幅広く(挙式費用、衣装代、新生活費など)、無利息期間が長いのが特徴です。ご祝儀で返すなら、無利息期間内に返せるかもしれません。

大型予算向け:住信SBIネット銀行多目的ローン

年2.975%~4.975%という非常に低い金利が魅力です。結婚式だけでなく、引越し、家具家電購入など、新生活全般の費用に使えます。借入額が大きい場合は、他のローンより有利になる可能性があります。

よくある質問と回答

Q:ブライダルローンを使うと住宅ローンの審査が通りにくくなるの?

A:可能性があります。銀行は住宅ローンの審査時に、申し込み者の他の借入状況を確認します。ブライダルローンの返済が残っていると、借入可能額が減ったり、審査基準が厳しくなったりすることがあります。特に年収が高くない場合は影響が大きい可能性があります。

Q:ブライダルローンって年収いくらから借りられるの?

A:商品によって異なりますが、一般的には年収200万円以上が目安です。ただし、勤続年数が1年以上あることなど、他の条件もあります。詳しくは各金融機関に問い合わせてください。

Q:完全に無利息のブライダルローンってあるの?

A:銀行の商品では見当たりませんが、親や親戚から借りる場合は無利息にすることができます。ただしその場合は、借用書を作成するなど、きちんとした手続きをすることをおすすめします。

Q:ブライダルローンの審査期間はどのくらい?

A:一般的には1~3週間程度です。結婚式の日程が決まっている場合は、余裕を持って申し込むことが大切です。

まとめ:後悔しない結婚資金計画のポイント

ブライダルローンをやめたほうがいい理由は明確です:金利による無駄な出費、新婚生活の心理的負担、将来の大きなローン審査への影響。これらは、結婚後の人生にずっと影響を与える可能性があります。

後悔しない結婚資金計画のポイントは、以下の通りです:

  • 結婚式の予算を現実的に見直す
  • ご祝儀精算システムを活用する
  • 会場選びやゲスト数で工夫する
  • 親からの援助を相談する
  • キャンペーンや割引を最大限活用する
  • どうしてもローンが必要なら、低金利商品を厳選する

結婚式は人生で大切なイベントですが、その後の人生ももっと大切です。お金について深く考えて、借金なしか、最小限の借金で結婚式を実現する方法を選んでください。素敵な結婚式と幸せな新婚生活の両立は、十分可能です。

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